福島の製造系のスタッフが多い企業様です。受講者への細かいフォローが実り、高い受講率を維持されております。また、他社と比べ圧倒的に派遣スタッフからの反響を獲得しており、理想的なクロスラーニングの運用を実現されております。
なぜ早く派遣法改正の対応に向けて行動できましたか?
弊社で働いている派遣スタッフは基本的には無期雇用で、まじめな方が非常に多く、eラーニングの受講についても「私の番はまだですか?」とスタッフから聞かれることもあります。法改正の対応が遅くなってしまえば、「そういえば法改正の件はどうなっているの?」と急かされてしまいます。必要なことは、素早く誠意をもって対応することがスタッフとの信頼につながると考えています。また、研修についても「やるなら意味があるもの」にしたい、スタッフがしっかりキャリアアップができる仕組みを作りたいという気持ちが強く、行動に移せたのだと思います。
受講率95%を達成した秘訣は?
受講者の方に根気強く、受講を促していくことが大切だと思います。持っている端末によって受講が出来ない場合は逐一連絡がきますし、PCやスマホをもっていない方は会社に来て受講頂く必要があります。特に、導入時に1.5倍くらいのパワーをかけてやらないとうまくいきません。片手間ではなく、しっかり担当者を置いて取り組む必要があります。
派遣スタッフからの反響はありましたか?
たくさんアンケートの回答を頂きました。きっと彼らは生徒のようなもので、「アンケートがあるから書かなきゃいけない」と思って書いてくれているのだと思います。会津人の真面目な気質が表れていますね。なにかしら響いているところがあり、自分はこれからも仕事を頑張っていかなきゃいけないという決意表明なわけです。もちろんその場だけで、職場に行けば忘れてしまうことかもしれません。しかし少なくともその瞬間はがんばっていきたいと書いていることは前向きで、意味のあることだと考えています。
人材育成を通して、今後どんなことをしていきたいですか?
一人一人がより自分の分野におけるプロフェッショナルになって頂くために、研修を行っていきたいと考えています。本人のスキルが上がれば、生産性も上がり、給料が上がる。これが本来の姿だと思います。今回の法改正をきっかけに前向きに研修を行い、このサイクルを作っていきたいと思います。
2名体制でeラーニングのフォロー体制をしっかり作り、細かい声かけや対応を行った結果、受講率95%を達成されました。アンケートからの受講者の声も多く届いており、受派遣スタッフにも非常に評判の良い理想的なクロスラーニングの運用を実現されております!