日系ブラジル人の製造系派遣スタッフが多い企業様です。自社でも教育は兼ねてから力を入れていたからこそ、クロスラーニングの教材に加え、自社の講座をクロスラーニングへ入れ、1年間に8時間という法律の規定を超えてでも、教育を受けたい人は、派遣スタッフ・社員に限らず、教育の受ける場を設けることを徹底されています。日系ブラジル人の方が多いため、外国語のe-ラーニングを探していたと仰って頂き、クロスラーニングのポルトガル語翻訳もお手伝い頂いています。
クロスラーニング導入の決め手は何ですか?
グループ会社で別のe-ラーニングのサイトを使用したことがありました。そのe-ラーニングのサイトや他のe-ラーニングサイトを比較検討した結果、内容・コンテンツ含め、クロスラーニングが圧倒的に良かったので、導入を決めました。特にコンテンツの内容は、「派遣スタッフにここまでは知っておいてほしい!」という内容で、派遣会社目線で嬉しかったです。他にも、サイト自体の見やすさ、表現が難しいんですけど、最初にログインした時のログインのしやすさが魅力的で、派遣スタッフに説明書なしでも使用してもらえる仕様が、印象よかったです。
派遣法が改正されたことをどのように感じられてますか?
派遣社員に対するキャリア形成が目的で、教育とは、国もそうですが、派遣会社によって異なり、特にフジアルテでは、教育は、使命である一方、受けさせたい教育と法改正用の教育とのギャップが難しいというのが印象的でした。
なかなか実態と合わない面もあり、カリュキュラム構成がかなり難しく、派遣元としてキャリア形成支援も義務化するのは当然だと思っていた弊社にとって、考えていた内容が果たして認められる教育かどうか不安な部分がありました。
派遣スタッフからの反響はありましたか?
e-ラーニングという言葉が、派遣スタッフはやはりピンときていなくて、「どういうことができるんだろう?」という感じがほとんどでした。色々説明をしながら、実際にちょっと講座を見てもらった時に「こんなのもあるんだ!」「わかりやすい!」など、派遣スタッフの評価はとても良いです。製造の講座ももちろんですが、やはりホワイトカラー系のExcelであったり、Office関係の勉強が出来るのは嬉しいとスタッフに言われます。
派遣スタッフにどういう人材になって欲しいですか?
弊社の場合、製造業がメインで派遣業を行っています。ライン作業、簡単な組立作業から始まる派遣スタッフが多くいます。e-ラーニングでは、ものづくりや品質管理プログラムを身に付けてもらい、まずはリーダーを目指して頂く。そしてリーダーになった後は、今度は職長教育など、リーダーとしてどうあるべきかを学んで頂きたいと思います。オフィス系講座も勉強してもらいながら、次は管理者、そしてマネジメントを担って、更には正社員に転換という人が1人でも増えると嬉しいです。e-ラーニングを使って、様々な育成ができることを想像しています。
3名体制でクロスラーニングの運用をしており、派遣スタッフ・正社員に隔たりなく、教育の場を設け、教育を受ける1人ひとりが向上する機会を提供し続けるフジアルテ様。派遣スタッフの向上の場を社長様自ら考え行動されていることが、社員の方々をより熱くしている企業様という印象を受けました!