Indeed広告とは?有料掲載の仕組みやメリットなどを解説

澤田 有佑

WRITER澤田 有佑

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Indeedの求人広告とは、Indeedの有料オプションです。Indeedの求人広告を利用すれば、より多くの求職者に求人情報を届け、効率的に採用活動を進められるでしょう。

本記事では、Indeedの求人広告の基本的な仕組みから掲載方法、活用するメリット、上手く活用するためのポイントまでを詳しく解説します。

【この記事で分かること】
・Indeedの求人広告(有料掲載)の基本的な仕組みと無料掲載との違い
・クリック課金型の料金体系と具体的な掲載方法
・Indeedの求人広告を活用するメリットと成功のためのポイント

Indeedの求人広告(有料掲載)の基本

Indeedでは、無料掲載※でも基本機能は利用できますが、有料オプションを利用すれば、より高度な機能が利用可能です。

※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます

ここでは、Indeedの求人広告(有料掲載)の特徴と、無料掲載との違いについて詳しく見ていきましょう。

Indeedの求人広告(有料掲載)とは

Indeedの求人広告(有料掲載)とは、Indeedの有料オプションである「スポンサー求人」を指します。採用活動の効果を高めるための、さまざまな機能が利用できます。

Indeedでは、求人掲載や応募者管理といった、採用活動で必要な基本機能は無料掲載※で利用できます。しかし、有料オプションを利用することで、より多くの求職者へのアプローチが可能です。

Indeedの求人広告と無料掲載の違い

Indeedの求人広告と無料掲載の機能の違いは以下の通りです。

機能Indeedの求人広告無料掲載
企業ページの作成
Indeed上での求人票の作成・投稿・編集
採用管理システム(ATS)を用いたIndeedへの掲載
Web面接
候補者一括管理
自動入札ツール×
パフォーマンスレポート×

Indeedの求人広告を利用すると、無料掲載※で利用できる基本機能に加え、以下のことができるようになります。

  • 自動入札ツール

Indeed独自の高度な分析機能により、設定した予算上限をもとに自動的にクリック単価を最適化する機能です。より多くの求職者に対して求人情報が表示されるようになります。

  • パフォーマンスレポート

Indeedの求人広告(有料オプションの利用)で掲載している求人の効果を分析できる機能です。求人情報ごとに表示回数やクリック率、応募あたりの費用などを確認できます。パフォーマンスレポートの出力も可能です。

Indeedの求人広告がおすすめな企業

Indeedの求人広告がおすすめな企業は、以下の特徴を持つ企業です。

  • 予算が限られている
  • 採用活動の効果を高めたい

Indeedの求人広告は少額からでも運用でき、あらかじめ広告費の上限や掲載期間を設定できるため、予算を超えて加算される心配がありません。一般的な求人サイトのように、掲載のための固定費用や、採用が決まった際の成功報酬などは一切かからず、コスト面で無理なく活用できます。

また、「採用を急いでいる」「無料プランでは十分な効果が得られなかった」といったケースでも、有料オプションを利用することで求人票の表示回数が増え、求職者の目に触れる頻度が高まります。パフォーマンスレポート機能の利用により、データに基づいた求人票の改善も可能です。短期間での応募数の増加が期待できるため、限られた予算で効率的に人材を確保したい企業にとって、Indeedの求人広告は非常に心強いサービスといえます。

Indeedの求人広告の仕組みと掲載方法

ここでは、Indeedの求人広告の仕組みと掲載方法について、詳しく解説します。

Indeedの求人広告はクリック課金型

Indeedの求人広告は、求職者が求人票をクリックしたときに初めて費用が発生する「クリック課金型」を採用しています。つまり、求人票をIndeedに掲載するだけであれば無料掲載※でき、クリックして閲覧されなければ費用はかかりません

※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます

求人が全く見られていないのに毎月固定で費用が発生することがないため、ムダなコストを抑えられる点がメリットです。なお、1人あたりのクリック単価は、あらかじめ設定した予算上限をもとに自動調整され、予算内で最大限の効果をめざします。

Indeedの求人広告の掲載方法

Indeedの求人広告を利用した際の求人情報の掲載方法には、「直接投稿」「求人情報連携」の2つがあります

それぞれの特徴は以下の通りです。

掲載方法詳細
直接投稿・求人企業が、IndeedのWebサイト上で自ら求人情報を作成・投稿‭したものが、Indeedに掲載される方法‬‬
・企業ページをお持ちでない場合、まずIndeedの使用感を確かめてみたい場合、早く掲載したい場合におすすめ
求人情報連携・求人企業が、Indeedと連携しているATS(採用管理システ‬ム)等に求人情報を掲載することで、Indeedにも掲載される方法‬‬
・例えば、採用支援ツールの「Airワーク 採用管理」で求人票を作成すると、Indeedと自動で連携しているため、求人票がIndeedで公開される

Indeedの求人広告を活用するメリット

Indeedの求人広告を利用することによる、主なメリットは以下のとおりです。

  • ムダなコストがかからない
  • 広告の効果を数字で確認できる
  • 応募数の増加が期待できる
  • ニーズに合った人に求人情報を届けられる

各メリットについて、詳しく解説します。

ムダなコストがかからない

Indeedの求人広告はクリック課金型のため、求職者が求人をクリックしたときにだけ費用が発生します。広告の掲載期間に縛りもないので、採用が確定したタイミングで配信を停止することが可能です。

採用状況や予算に応じて柔軟に運用できるため、無駄な広告費を削減しながら効率的な採用活動を行えます

広告の効果を数字で確認できる

Indeedの求人広告では、表示回数やクリック率などの詳細なデータを確認できます。この情報をもとに、求人の内容や予算設定を見直して、さらに効果を高めることができます

応募数の増加が期待できる

Indeedの求人広告を利用すると、無料掲載よりも求人の表示回数が増えます。これにより、求職者の目に留まりやすくなるため、無料掲載の求人よりも応募数の増加が期待できます

急ぎで人材を獲得したい場合などに効果的です。

ニーズに合った人に求人情報を届けられる

Indeedの求人広告は、求職者が検索するキーワードと関連性の高い求人情報を表示するため、その仕事に関心を持つユーザーに直接アプローチしやすいという特徴があります。そのため、年齢や性別でターゲティングするバナー広告とは異なり、採用ニーズに合致したユーザーにピンポイントでアプローチできます。

無駄な広告費を抑えつつ、興味関心の高い求職者に求人情報を届けられるため、費用対効果が非常に高くなりやすいです。

Indeedの求人広告(有料掲載)を活用する際のポイント

Indeedの求人広告には多くのメリットがありますが、有効に活用して求人を成功させるためには、次のポイントに注意を払う必要があります。

  • Indeedの規約を守る
  • 求人情報をわかりやすく記載する
  • あらかじめ目標を設定しておく

それぞれ見ていきましょう。

Indeedの規約を守る

Indeedへ求人情報を掲載するには、Indeedが定める5つの規約を守る必要があります。規約に反する求人は、たとえ有料オプションを利用しても掲載されないため、事前に把握しておくことが重要です。

Indeedの主な規約を下表にまとめました。

Indeedの規約詳細
コミュニケーション規約求人票の書き方について定めた規約
応募に関する規約応募画面へのアクセス性とプライバシーについて定めた規約
差別に関する規約差別表現について定めた規約
合法性に関する規約労働基準法や労災保険法、パートタイム労働法などの法律への遵守について定めた規約
プラットフォームの不正使用に関する規約Indeedというプラットフォームの使用について定めた規約
出典:Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみよう

求人情報をわかりやすく記載する

求職者が求人に応募するかどうかを判断するうえで、求人情報の「わかりやすさ」は非常に重要です。

有料オプションを利用すれば、求人情報が優先的に表示されるため、クリックはされやすくなります。ただし、実際に応募してもらえるかどうかは求人内容に大きく左右されます。

また、Indeedは求職者が検索したキーワードと、求人票の関連性を判断して表示しているため、求人情報を詳細に記載することが非常に重要です。例えば「事務」とだけ記載するのではなく、「営業担当者のサポート事務」「データ入力や書類作成が中心」など、業務内容を具体的に記載しましょう。必要な情報がしっかりと記載されている求人票は、求職者に安心感を与え、応募意欲を高める効果があります

あらかじめ目標を設定しておく

Indeedの求人広告を始める前に、「何人採用したいか」「いつまでに採用したいか」「どのくらいの予算をかけるか」など、明確な目標を設定しておくことが重要です。

これにより、目標に応じて、予算配分・求人内容・広告期間などの戦略を立てることで、無駄なく効率的な運用が可能になります。また、設定した目標を基準に、パフォーマンスレポートで広告結果を数値で振り返ることができるため、改善点や新たな戦略が立てやすいです。

Indeedの求人広告はプロに相談することも視野に入れよう

Indeedの求人広告は自社でも簡単に始められますが、成果を出すには運用の知識や経験が必要です。例えば、求職者の関心を引くタイトルの設定や文章の作成、ターゲット層に届く検索キーワードの選定などの工夫が必要になります。

自分で運用を続けても応募が増えず、結果的に思った以上にコストがかかるといった問題が起きることも少なくありません。そんなときは、Indeedの求人広告の運用に熟練したプロに相談するのがおすすめです。

プロは豊富なノウハウを活かし、運用の最適化をめざします。運用の手間も軽減できるため、採用担当者の負担を減らしながら効率的に採用活動を進められます。時間や手間を節約し、より効率的に採用活動を成功させたい企業にとって、専門家のサポートは非常に心強い存在となるでしょう。

関連記事
Indeedの代理店とは?運用を依頼するメリットや代理店の選び方

まとめ

Indeedの求人広告(有料掲載)は、採用活動の効果を高められる有料オプションです。

Indeedの基本機能は無料掲載※でも利用できますが、有料オプションでは、自動入札ツールやパフォーマンスレポートといった機能の利用が可能です。少額からでも運用でき、クリック課金型を採用しているため、限られた予算内で採用活動の効果を高めたい企業におすすめです。

※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます

また、Indeedの求人広告のメリットは、広告効果を数字で確認できることやニーズに合った求人情報を届けられることなどです。ただし、求人広告で成功するためには、規約を遵守し、わかりやすい求人情報の作成、明確な目標設定が欠かせません。自社での運用に不安がある場合は、豊富なノウハウを持つプロフェッショナルのサポートを受けることで、より確実な成果を期待できます。

クロスリンクは、Indeed認定パートナーとして高い評価を得ており、豊富な実績と専門的なノウハウで企業様の採用活動をサポートできるのが強みです。丁寧なサポート体制で、Indeedでの求人掲載が初めての企業でも、分かりやすく支援いたします。

「Indeedの求人広告を活用してみたい」「Indeedの求人広告の効果をもっと高めたい」といったお悩みを抱えている企業様は、ぜひ一度クロスリンクにご相談ください。

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澤田 有佑

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澤田 有佑

株式会社クロスリンク取締役。システムエンジニアを経て独立し、年間1億円以上のWeb広告運用やSEO実務を経験。Indeed認定パートナー(Silver+)、求人ボックスダブルスター代理店として、中小企業から大手企業まで採用課題を幅広く支援。応募数改善や採用単価削減の成功事例を多数持つ。現在は生成AIを活用した求人広告運用・コンテンツ制作に注力し、本メディアで採用マーケティングの最新知見を発信している。

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