トレマッセCLOUDの評判・口コミ・料金|採用サイト×応募管理×適性検査までを一元化できるATSとは?

澤田 有佑

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トレマッセCLOUDは、重い採用業務をひとつにまとめて扱える採用管理システムとして注目されています。

「応募後の連絡や日程調整が大変」
「ミスマッチを少しでも減らしたい」
と感じている企業にとって、気になる存在ではないでしょうか。

一方で、インターネット上には
「業務が楽になった」という声と、
「初期費用が気になる」
「機能が多くて迷う」という声が混在しており、実際どうなのかを客観的に知りたいという方も多いはずです。

この記事では、トレマッセCLOUDの評判・口コミ、料金、特徴、注意点、どんな企業に向いているかを分かりやすく整理します。

さらに、採用支援を行う立場として、求人サイトとの連携で成果を高めるためのポイントについても解説します。

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目次

トレマッセCLOUDとは?

:トレマッセCLOUDの機能一覧|募集から定着までワンストップで管理できるフロー図

トレマッセCLOUDは、自社の採用サイト作成から応募者管理、適性検査、電子契約までをひとつにまとめて使える採用管理システムです。

複数のツールを使い分ける必要が減るため、応募受付から入社手続きまでの流れを、ひとつの画面で確認しながら進められる点が特徴です。

ここでは、どんな企業に選ばれているのか、そしてどのような機能がまとめて使えるのかを整理してお伝えします。

どんな企業が導入している?

トレマッセCLOUDの導入実績|導入7,000社以上、満足度92%、継続率96%

トレマッセCLOUDは、これまでに7,000社以上の企業に導入されている実績豊富なサービスです。

特筆すべきは、利用満足度92%、継続率96%という高さです。

一度導入した企業のほとんどが解約せずに使い続けていることから、現場での実用性が高いシステムであることがうかがえます。

主な利用層は、中小企業から店舗・拠点を複数持つ企業まで幅広く、特に以下のような課題を持つ企業に選ばれています。

  • 人事専任者が多くない企業
  • 応募対応や日程調整に追われてしまう企業
  • 現場ごとに採用状況が分かれてしまい、確認が大変な企業

こうしたケースで「採用業務をまとめて管理したい」と考える企業が、業務効率化のために導入するケースが多いようです。

また、製造業・物流業・建設業など、多職種の採用を同時進行で進める企業でも、応募状況を一覧で見られる点が便利 だと感じられるケースがあります。

特に製造業や建設業のように、人材確保が難しくなりやすい業界では、応募状況をまとめて確認できる仕組みが役立つことがあります。

もし自社の状況が当てはまる場合は、以下の記事もぜひ合わせてご覧ください。

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採用サイト・ATS・適性検査・電子契約までワンストップのサービス

トレマッセCLOUDは、採用活動で必要になりやすい機能をまとめて使えるようになっています。

採用サイトの作成
専門知識がなくても求人ページや採用ページを作成でき、公開後は自動で更新できます。

応募者管理(ATS)
応募受付・書類確認・連絡・日程調整などをひとつの画面で管理できます。
過去に応募した方の情報も残るため、問い合わせ対応もしやすくなります。

適性検査・組織診断
応募者の特徴や相性を確認できる診断機能が用意されており、選考時の判断材料として活用されるケースがあります。

電子契約
入社時の書類のやり取りをオンラインで進められるため、郵送の手間が少なくなります。

これらの機能を別々のサービスで用意する必要がなく、採用に関わる情報がひとつのシステムに集まるため、状況を見ながら進めやすい点が特徴と言えます。

トレマッセCLOUDの評判・口コミ

トレマッセCLOUDには、良い評価と気になる点の両方があります。

ここでは、実際に挙がっている口コミや、多くの企業が感じやすいポイントを整理します。

導入を検討されている方が「どこを評価されているのか」「どこで迷いやすいのか」をつかめる内容となっています。

良い評判・口コミ

① 応募対応や日程調整の手間が減ったと感じる声

応募の受付、返事、日程調整などがひとつの画面で進められるため、

「メールの見落としが減った」
「やり取りが整理しやすくなった」

といった声がみられます。
特に採用専任者が多くない企業では、負担が軽くなったと感じられるケースがあるようです。

② 追加費用なしで受け放題だから、全員に実施できるという声

トレマッセCLOUDの適性検査イメージ|メンタル診断や職務適応診断の結果レポート

トレマッセCLOUDの評判で特筆すべきは、適性検査のコストパフォーマンスです。

一般的な適性検査は1名あたり約4,000円程度のコストがかかることが多いですが、トレマッセCLOUDは基本料金内で何名でも受け放題(追加課金なし)です 。

この「受け放題」という仕組みにより、

「コストを気にせず、応募者全員に実施できるようになった」
「面接前のスクリーニングとして気軽に使える」

といった評価が寄せられています。

精神科医監修の4つの診断でミスマッチを防止
単に安いだけでなく、精神科医監修のもと開発された本格的な診断機能を備えています 。

1. メンタル診断:ストレス耐性やメンタル不調のリスクを可視化
2. 職務適応診断:性格や価値観から、適正な業務を見極める
3. 組織診断:既存社員との相性や、上司・部下としての適性を判定
4. 学力診断:基礎的な地頭の良さや学習レベルを短時間で測定

これらを活用することで、面接だけでは見抜けないリスクを事前に察知し、採用後の早期離職(ミスマッチ)を防ぐ材料として役立てている企業が多いようです。

また、検査時間が約10分と短く、応募者の負担が少ない点も評価されています。

③ 多言語対応で外国人採用にも使いやすいという声

トレマッセCLOUDは多言語対応の診断機能があるため、外国人スタッフを採用する企業でも利用しやすいと言われています。

物流・製造・飲食など、外国籍の応募が増えやすい業界では、“言語に左右されにくい評価軸で選考できる”点が評価されやすい印象です。

イマイチな評判・口コミ

① 初期費用や月額費用が気になるという声

複数の機能がまとめて使える反面、

「初期費用がやや高く感じる」
「一部の機能は使わないので負担が大きい」

という声がみられます。

特に、採用数が少ない企業や基本機能だけ使いたい企業では、費用感が判断ポイントになる場面が多いようです。

② 機能が多く“全部を使い切れない”という声

トレマッセCLOUDは機能が幅広いため、

「最初はどこから使えばいいか迷った」
「便利だが設定・運用に慣れるまでは時間が必要」

といった声が出やすい傾向があります。

ITが得意でない方が運用する場合は、最初の設定や運用フローを決めておくことが欠かせないようです。

導入後どう変わった?

トレマッセCLOUD導入前後の変化|アナログ管理からデジタル一元管理へ

① 連絡・調整が早く進むようになった

応募者とのやり取りが自動で整理されるため、

「返信が早くなった」
「日程調整の遅れが減った」

といった変化を感じる企業が多いようです。

結果として、応募から面接までの時間が短くなるケースがあります。

② 採用後のイメージのズレが減った

適性検査や組織診断を選考に取り入れることで、

「働き方や価値観のズレが少なくなった」
「入社後の定着が良くなった気がする」

など、定着面の変化を感じる声も一部あります。

もちろん企業や職種によって異なりますが、“合う人を選びたい”という採用に向いている機能と言えそうです。

③ 現場ごとの採用状況が見えやすくなった

複数拠点を持つ企業では、採用状況の把握に時間がかかりがちです。

トレマッセCLOUDを使うことで、

  • どの店舗で応募が来ているか
  • どこで連絡が止まっているか
  • 選考がどこまで進んでいるか

が一覧で確認しやすくなったという声があります。

トレマッセCLOUDの特徴

トレマッセCLOUDは、採用活動で発生する、
・ページ作成
・応募管理
・選考判断
・入社手続き
までをまとめて扱える点が大きな特徴です。

ここでは、採用の流れに沿って、どのような場面で役立つのかを整理します。

① 自社採用サイトを高速構築し、6つの求人サイトへ一括連携
② 応募者管理(ATS)を一元化し、面接日程調整まで自動化
③ 適性検査・組織診断・電子契約で「採用〜定着」までをカバー

① 自社採用サイトを高速構築し、6つの求人サイトへ一括連携

トレマッセCLOUDが連携する6つの求人サイト(Indeed、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ、Careerjet、求人チャンネル)

トレマッセCLOUDでは、専門知識がなくても自社採用サイトを簡単に作成できます。

テンプレートに必要な情報を入力していくだけでページが仕上がるため、最短5営業日で採用ページを公開できるのが特徴です。

さらに強力なのが、作成した求人が国内主要6サイトへ一括で連携される仕組みです。

  • Indeed(インディード)
  • 求人ボックス
  • Googleしごと検索(Google for Jobs)
  • スタンバイ
  • Careerjet
  • 求人チャンネル

自社サイトを作るだけで、これら複数の求人サイトに求人が露出するチャンスが生まれるため、個別に登録する手間を省きながら、応募の入り口を最大化できます。

【Indeed連携に関する注意点】
Indeedへの掲載には所定の審査があります。また、現在Indeedでは「クローリング(自動読み込み)による新規連携」を原則停止しており、連携仕様が変更されています 。 トレマッセCLOUDは連携に対応していますが、最新の掲載基準や仕様(直接投稿型への移行など)に準拠する必要があるため、具体的な連携可否については導入前に確認することをおすすめします。

② 応募者管理(ATS)を一元化し、面接日程調整まで自動化

応募者からの連絡や書類の確認、面接の日程調整など、選考の場面では多くのやり取りが発生します。

トレマッセCLOUDでは、これらの情報をひとつの画面にまとめて管理できるため、
・返信や確認が遅れてしまう
・担当が変わると状況が分からなくなる
・手作業のメモに頼ってしまう

といった課題を減らしやすくなります。

また、候補日を自動で提示する日程調整機能により、メールや電話で細かくやり取りする手間が軽くなるケースもあります。

応募から面接までのスピードを保ちたい企業にとって使いやすい仕組みと言えます。

③ 適性検査・組織診断・電子契約で「採用〜定着」までをカバー

トレマッセCLOUDの電子契約機能|ハンコ不要・スマホで署名完了

トレマッセCLOUDには、選考だけでなく入社後を見据えた機能も用意されています。

適性検査・組織診断
→ 応募者の特徴や働き方の傾向を確認できるため、「面接だけでは分からなかった部分」を判断する際の材料として使われることがあります。
電子契約機能
→ 入社手続きに必要な書類のやり取りをオンラインで完結でき、郵送や来社をお願いする必要がないため、やり取りがスムーズになります。

選考・契約・受け入れ準備といった一連の流れがひとつのサービスでまとまるため、採用だけでなく、その後の定着までを考えて運用したい企業にも向いている構成と言えます。

トレマッセCLOUDの料金・プラン

トレマッセCLOUDの料金体系は、導入時の初期費用と、月々のシステム利用料のみというシンプルな構成です。

最大の特徴は、採用人数や応募数による従量課金(追加料金)が発生しない点です。

さらに、適性検査も基本料金内で受け放題となっているため、採用数が多い企業ほどコストメリットが出やすい仕組みになっています。

プラン名対象・特徴初期費用月額利用料
TRIAL【まずはお試し】初めて導入する企業や、スモールスタートしたい企業向け。100,000円20,000円
NEXT【新卒・中途採用向け】一般的な企業の採用活動に必要な機能が揃ったスタンダードプラン。600,000円30,000円
EX【大規模・派遣会社向け】複数拠点や店舗管理、大量採用を行う企業に最適化されたプラン。700,000円30,000円
※月額利用料は、サイト構築月の翌月より発生します。
※2025/12/2現在の情報です。最新のキャンペーンやオプションについては公式サイトや問い合わせにてご確認ください。

自社に合うプランの選び方

コストを抑えてスモールスタートしたいなら「TRIAL」

「まずはATS(採用管理システム)の効果を試してみたい」
「採用人数はそこまで多くない」という場合は、初期費用10万円から始められるTRIALプランが最適です。

アルバイト1名の採用コスト程度で導入できる手軽さが魅力です。

採用サイトを作り込みたいなら「NEXT」

新卒・中途採用などで、自社の魅力をしっかり伝えたい場合はNEXTプランが推奨されています。

TRIALとの主な違いは、採用サイトのコンテンツ自由度や運用機能の幅広さにあります。

複数拠点や派遣事業なら「EX」

店舗・拠点が多い企業や、求人案件数が膨大になりがちな派遣会社にはEXプランが適しています。

大量の求人や応募者を一元管理するための機能が拡張されています。

見積もり時に確認すべき「追加コスト」の可能性

基本料金は上記の通りですが、運用方法によっては別途費用が発生する可能性があります。導入前の見積もり段階で、以下の点を確認しておくと安心です。

① SMS送信費用の有無

応募者への連絡にSMS(ショートメッセージ)を利用する場合、送信数に応じた従量課金となるケースが一般的です。

メール連絡は無料ですが、到達率を高めるためにSMSを多用したい場合は単価を確認しましょう。

② データ容量(ストレージ)の上限

応募者の履歴書データなどを保存する容量には上限(標準で約1GBなど)が設けられている場合があります。

過去の応募データを長期間大量に保存したい場合は、追加容量のオプションが必要か確認しましょう。

③ 独自カスタマイズやオプション

「適性診断だけを単独で使いたい」
「特殊なデザインでサイトを作りたい」といった要望がある場合、オプション対応となる可能性があります。

公式サイトには掲載されていないカスタマイズについては、問い合わせ時の確認が必須です。

トレマッセCLOUDが向いている会社・向いていない会社

トレマッセCLOUDは機能が幅広い分、合う企業と合わない企業が分かれやすいサービスです。

ここでは、料金感・機能・運用しやすさを踏まえたうえで、どんな企業に向きやすいのかを整理します。

向いている会社

採用業務を一つにまとめたい企業
→ 応募受付、日程調整、書類管理、適性診断などが別々のツールで管理されている企業では、「全部をひとつの画面で扱いたい」 というニーズと相性が良い構成です。
新卒・中途採用を毎年行う企業
→ 採用ページの更新・応募管理・診断・書類のやり取りまで、定期的な採用活動が続く企業では、“採用の流れを整える”場面で使いやすいと言われています。
製造・物流・建設業など、現場が忙しい企業
→ これらの業界では応募対応や日程調整が後回しになりやすく、トレマッセCLOUDの「自動化」「一覧管理」との相性が良いケースがあります。
外国籍スタッフの採用がある企業
→ 多言語対応の適性診断が使えるため、外国籍スタッフの採用が多い企業でも利用しやすい構成です。

向いていない会社

採用人数がとても少ない企業
→ 年に数名しか採用しない企業では、採用サイト・診断・電子契約などの機能を使い切れない可能性があります。
低予算で「ATSだけ使えれば良い」企業
→ トレマッセCLOUDは多機能のサービス構成のため、
最低限の応募管理だけ必要な企業では費用が判断軸になりやすい傾向があります。
専任担当者が不在で、初期設定の時間が取れない企業
→ 機能が幅広いため、最初の設定やフロー作りに多少の時間が必要です。
担当者が少ない場合は、慣れるまで時間がかかるケースもあります。

他ATSと比較したときの立ち位置

比較対象主な特徴トレマッセCLOUDとの違い向いている企業像
トルー採用サイト作成と求人サイト連携が使いやすいATSトルーは採用サイト起点の構成。トレマッセは「サイト+ATS+診断+契約」まで一つで扱える採用サイト中心で進めたい企業はトルー。採用〜入社手続きまでまとめたい企業はトレマッセ
リクオプ多店舗・多拠点の応募管理に強いリクオプは応募管理が整っている。トレマッセは診断や電子契約まで含む構成応募管理重視ならリクオプ。多拠点管理+選考判断まで進めたい企業はトレマッセ
採用係長採用サイト作成と求人サイト連携が便利採用係長は「連携+応募管理」を手軽に使える。トレマッセは選考・契約まで含むまずは求人連携を整えたい企業は採用係長。入社までの流れを整えたい企業はトレマッセ

→ リクオプの評判・口コミ|費用・効果・使い方・特徴は?応募数350%アップの事例

トレマッセCLOUDの注意点・デメリット

トレマッセCLOUDは幅広い機能をまとめて利用できるサービスですが、運用体制や予算によっては「気をつけたほうがよいポイント」もあります。

ここでは、導入前に知っておくべき注意点と、企業側で工夫できるカバー方法を整理します。

初期費用の考え方

トレマッセCLOUDは、採用サイト・応募管理・適性診断・電子契約までを1つにまとめたサービスのため、初期費用が一定程度かかるケースがあります。

▼ 注意点
● 小規模採用や“ATSだけ使いたい”企業では、費用を高く感じることがある
● 採用人数が少ない企業ほど「使い切れない」と感じやすい

▼ どうカバーできるか
● 「どの機能を使うか」を最初に明確にすると費用対効果を判断しやすい
● TRIALプランで、使う機能だけ試してから判断する方法もある
● 採用サイトを別途外注するよりは、長期的に見ると費用を抑えられるケースもあり、比較したほうが良い

機能が多く使いこなしに工夫が必要

トレマッセCLOUDは機能が広いため、“とりあえず契約して使い始める” というより、最初の設定と運用の整理が重要なタイプのATSです。

▼ 注意点
● 機能の幅が広く、最初に迷うケースがある
● どこまで自動化するか、誰がどの画面を使うか決めておかないと活用しづらい
● ITに慣れていない担当者だと、導入初期の負担を感じやすい

▼ どうカバーできるか
● 応募対応フローを最初に紙などで整理してから設定すると運用しやすくなる
● よく使う機能だけ優先して慣れたあと、徐々に広げていく運用も相性が良い
● サポートの案内やマニュアルを活用しながら段階的に導入すると負担が軽くなる

口コミが少ない=導入前にテスト環境での確認が必須

トレマッセCLOUDは大手ATSと比べると口コミが多くないため、「使い勝手を口コミだけで判断するのが難しい」という声につながりやすいサービスです。

▼ 注意点
● 比較サイトやSNSでも情報量はそこまで多くない
● 実際の操作感は、企業ごとに相性が分かれやすい
● UI(操作画面)が自社に合うかどうか判断しづらい

▼ どうカバーできるか
● テスト環境やデモを必ず確認してから判断するのがおすすめ
● 応募管理・日程調整・診断機能など、自社が特に使う機能だけを重点的に触って比較する
● “UIが合わない”という理由でATSの現場運用が止まることもあるため、現場担当にも確認してもらうと安心

トレマッセCLOUD×求人サイトの相性

求人広告運用とATSの役割の違い|応募獲得と応募者管理の連携図

トレマッセCLOUDは「採用サイト」「応募管理」「適性診断」をまとめて扱えるサービスですが、求人サイト(Indeed・求人ボックスなど)との組み合わせ方で成果が大きく変わります。

ATSは“応募後の管理”を担う仕組みであり、求人サイトは“応募が入るまで”を担う仕組みです。

つまり、

応募が増える仕組み(求人広告運用)
×
応募後を整える仕組み(ATS)

が揃って初めて、採用全体の流れが機能します。

ここでは、両者がどのように連動して成果が変わるのかを整理します。

採用サイトから自動連携される仕組み

トレマッセCLOUDで作成した求人情報は、Indeed・求人ボックスなどの求人サイトに自動で反映される可能性がある仕組みがあります。
(掲載には審査基準が適用されます)

▼ 何が自動で行われるのか
● 採用サイトで求人を更新すると求人サイト側にも反映
● 複数求人サイトへ同じ内容を個別登録する必要がなくなる
● 情報の差異が起きにくく、管理がシンプルになる

▼自動連携は“応募の入り口”を増やす
自社採用サイトだけでは応募が集まりにくいケースでも、求人サイトに掲載されることで、求職者の目に触れる機会を広げやすくなります。

ただし、ここで一つの重要なポイントがあります。

応募数を左右するのはATSではなく「求人広告運用」

多くの企業で誤解されやすいのが、「ATSを導入すれば応募が増える」という認識です。

応募数を左右する要素は主に、

  • 求人のタイトル
  • 原稿内容(仕事内容・待遇の書き方)
  • キーワードの最適化
  • 表示される頻度(入札)
  • クリック単価(CPC)
  • スマホでの読みやすさ
  • 掲載面の改善
  • ターゲット設定の適正化

など、“求人広告運用”の領域です。

▼ ATSは応募が増えた後に「活きる仕組み」
応募が少ない状態だと、どれだけ高機能なATSでも、効果を感じにくくなりやすい傾向があります。

ATS+広告運用で成果を出すためのコツ

トレマッセCLOUDのようなATSは、応募が入った後の対応スピードを高め、選考のムダを減らす点で効果を発揮します。

一方で、応募そのものは求人広告運用で最適化します。

両者を連動させるためのポイントは以下の3つです。

① CVR(閲覧 → 応募)の改善

採用サイトを作るだけでは応募は増えません。

● 求人タイトルの最適化
● スマホの読みやすさ
● 写真・仕事内容の伝え方
● 必要以上に長い応募条件を避ける

こうした改善が、応募率(CVR)を上げる要因になります。

② 応募単価(1応募にかかる費用)の管理

主要求人サイトでは、入札額(CPC)や表示回数によって応募単価が変わります。

● クリック単価を適正に保つ
● 予算の消化スピードを確認する
● 表示が少ないときは原稿を改善する
● 職種・勤務地ごとに調整する

こうした管理はATSでは担えないため、求人広告側の運用が必須です。

③ 応募後のスピードをATSで上げる

応募が入ったあとで、
・連絡の遅れ
・日程調整の滞留
・情報共有の不足

が発生すると、歩留まりが大きく下がります。

トレマッセCLOUDの、
・自動返信
・日程調整の自動化
・書類管理の集約

があることで、応募後のスピードを保ちやすくなります。

トレマッセCLOUD導入で成果を最大化するポイント

トレマッセCLOUD導入で失敗しないための3つの事前準備ポイント

トレマッセCLOUDは、応募後の流れを整えることが得意なATSですが、“応募そのもの”を増やすには、求人サイト側の改善が欠かせません。

ここでは、
・応募数を増やす
・応募単価を適切に保つ
・採用サイトを強くする

ための具体的な施策を整理します。

さらに、導入前に必ず整理しておきたい3つのポイントも紹介します。

導入前に整理しておきたい3ポイント

① どの業務を効率化したいのかをはっきりさせる

● 応募対応か
● 書類管理か
● 面接調整か
● 診断の活用か

目的が曖昧なまま導入すると「結局使わなかった機能」が出やすくなるため、最初に“改善したい作業”を明確にしたほうが運用しやすくなります。

② 誰が運用するか(人事・現場・本部)の役割決め

ATSは「誰がどこを触るか」で使いやすさが大きく変わります。

● 現場が応募者を見るのか
● 初回連絡は人事なのか
● 診断チェックは誰が行うのか

こうした役割を決めておくことで、トラブルが減り、スムーズに運用できます。

③ 求人サイトとATSの役割を“分けて考える”

ATSは応募後を整える仕組みで、求人サイトは応募を生む仕組みです。

ここを混ぜて考えてしまうと「ATSを導入したのに応募が増えない」というミスマッチが起こりやすくなります。

求人サイトの原稿改善

求人サイトでは、原稿の書き方ひとつで応募率(CVR)が大きく変わることがあります。

特に以下のポイントは、どの求人でも改善しやすい部分です。

▼ 応募が増えやすい原稿のポイント

  • 求人タイトルに求職者が検索しやすい言葉を入れる
  • 仕事内容をわかりやすく、短い文で説明する
  • 写真を使って職場の雰囲気を伝える
  • 必要条件を書きすぎない
  • 給与・勤務時間・休日は数字で明確に書く
  • 「未経験者にどのように教えるか」を具体的に書く

トレマッセCLOUDで求人を作成する場合も、原稿の質がそのまま求人サイトの表示や応募率に影響します。

ATSの機能を活かすためにも、原稿改善は欠かせません。

求人広告の適正運用

Indeed・求人ボックスなどの求人サイトでは、求人広告の運用が応募数に大きく影響します。

  • 適切なクリック単価(CPC)の設定
  • 表示回数が落ちたときの改善
  • 職種・エリアごとの競争状況の把握
  • 無駄なクリックを発生させない工夫
  • 予算の消化スピードの確認
  • 原稿改善と入札調整をセットで行うこと

求人広告の運用は、
応募単価(1応募あたりの費用)をどれくらいの範囲で保てるか
に大きく関わります。

ATSだけではカバーできない領域のため、求人サイト側の最適化とセットで考えることが重要です。

Googleしごと検索 × SEO対策

トレマッセCLOUDで作成した採用サイトは、Googleしごと検索(Google for Jobs)に表示される仕組みに対応しています。

この表示を最大化するためには、採用サイト側のSEOも重要です。

  • ページタイトルを適切に設定する
  • 仕事内容を構造化してわかりやすく書く
  • 同じ内容の求人ページを量産しない
  • 写真・待遇情報を正しく記載する
  • PCよりもスマホ最適化を重視する

採用サイトが強くなると、
・求人サイト経由
・Google検索経由
・トレマッセCLOUD経由

のそれぞれから応募が入りやすくなります。

ATSだけでは実現できない「自然検索からの応募」を増やせる点が大きなメリットです。

トレマッセCLOUDに関するよくある質問 (FAQ)

Q. トレマッセCLOUDは無料トライアルできますか?

A. 無料ではありませんが、有料のトライアル(TRIALプラン)が用意されています。

公式情報では、有料の「TRIALプラン」で機能を試しながら利用できる構成になっています。
導入前に操作感を確認したい企業は、このプランで使い勝手を把握できます。

Q. Indeedや求人ボックスと自動連携できますか?

A. はい。採用サイトで作成した求人が、Indeed・求人ボックスなどに反映される可能性がある仕組みがあります(掲載には審査基準が適用されます)。

複数求人サイトに同じ内容を登録する必要がなく、求人情報の更新ミスが起きにくい点が特徴です。

Q. 初期費用と月額費用はどれくらいかかりますか?

A. 最も手軽なTRIALプランで初期費用10万円、月額2万円からです。

一般的な採用機能が揃ったNEXTプランは初期60万円・月額3万円となります。採用人数による追加課金はないため、毎月のコストを固定できる点が安心です。

Q. 適性検査だけ利用することはできますか?

A. 一部情報では、診断のみを利用できる“適性診断プラン”が案内されています。

応募管理までは不要で、診断だけを利用したい企業向けの選択肢として用意されているようです。

ただし詳細は問い合わせ前提です。

Q. 外国人採用にも使えますか?(多言語対応)

A. はい。適性診断が多言語に対応しているため、外国籍スタッフの採用にも使われるケースがあります。

言語に左右されず、応募者の特徴や働き方の傾向を把握しやすい点が特徴です。

Q. 小規模企業でも使いこなせますか?

A. 可能ですが、機能が広いため“どこを使うか”を絞ると運用しやすくなります。

採用人数が少ない企業では、
・応募管理
・日程調整
・自動返信
など、よく使う機能だけに限定して運用するケースもあります。

Q. 他のATSと比べた強みは何ですか?

A. “採用サイト作成〜応募管理〜適性検査〜電子契約”をひとつで扱える点が強みです。

トルー・リクオプ・採用係長などのATSと比べると、選考判断や入社手続きまでを一元化しやすい構成になっています。

まとめ:トレマッセCLOUDは多機能ATS。成果を出すには運用設計が鍵

トレマッセCLOUDは多機能が特徴のATSです。

幅広い機能を1つにまとめられるため、採用の流れを整えたい企業にとって大きな選択肢になります。

ただし、ATSを導入するだけで採用が改善されるわけではありません。

応募数や応募単価、求人の見られ方などは、求人サイト側の運用が大きく影響します。

応募を増やす仕組み(求人広告運用)
×
応募後を整える仕組み(ATS)

この2つが揃って初めて、採用活動がスムーズに進みやすくなります。

そのため、
・どの業務を効率化したいのか
・誰が運用するのか
・求人サイトとどう組み合わせるのか
といった“運用設計”が成果を左右します。

採用サイトの強化、求人サイトの運用改善、ATSの活用方針が整理されることで、
・応募が入りやすい
・連絡が滞らない
・選考が進みやすい
流れが作りやすくなります。

採用サイト × 求人広告運用 × ATS活用

この3つをどのように組み合わせるべきか迷う場合は、Indeed認定パートナーであるクロスリンクが状況に合わせてご案内できることがあります。

採用活動の進め方や、求人サイトとATSの使い分けに悩む企業様は、お気軽にご相談ください。

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澤田 有佑

WRITER

澤田 有佑

株式会社クロスリンク取締役。システムエンジニアを経て独立し、年間1億円以上のWeb広告運用やSEO実務を経験。Indeed認定パートナー(Silver+)、求人ボックスダブルスター代理店として、中小企業から大手企業まで採用課題を幅広く支援。応募数改善や採用単価削減の成功事例を多数持つ。現在は生成AIを活用した求人広告運用・コンテンツ制作に注力し、本メディアで採用マーケティングの最新知見を発信している。

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