求人ボックスの評判・口コミから見る掲載企業側のメリット・デメリット

プルネダ・マイケル

WRITERプルネダ・マイケル

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「求人ボックスは無料で利用できるの?」

「他の媒体と比べてどんな特徴があるの?」

求人ボックスの利用を検討している企業の担当者のなかには、このような疑問を持っている方も多いでしょう。

この記事では、求人ボックスの評判や口コミを紹介したうえで、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

【この記事で分かること】
・求人ボックス掲載のメリット
・求人ボックス掲載のデメリットと注意点
・運用会社に任せる選択肢

求人ボックスの評判・口コミから見る掲載メリット

求人ボックスに寄せられる良い評判や口コミとしては、「無料で掲載できる」「掲載期間に制限がない」「幅広い求職者にアピールできる」といったものが挙げられます。ここでは、求人ボックスの主なメリットとして、以下の7点を紹介します。

  • 無料で掲載できる
  • 掲載期間に制限がない
  • 幅広い求職者にアプローチできる
  • 操作性・検索性に優れている
  • クリック単価を抑えやすい
  • キーワード設定が細かくできる
  • ターゲットを絞った配信ができる

それぞれ見ていきましょう。

無料で掲載できる

求人ボックスでは、完全無料で求人を掲載できます。

登録から掲載、応募まで費用がかからず、成功報酬なども発生しないため、費用を抑えながら採用活動を行えます予算に余裕がない企業でも気軽に始められるでしょう。

ただし、掲載したからといって必ず応募が来るわけではありません。十分な応募数を確保するためには、掲載内容の作り込みが必要です。

掲載期間に制限がない

求人ボックスは、掲載期間に制限がありません。

他媒体では「30日ごとの更新」「有効期限」といった仕組みが一般的ですが、求人ボックスに掲載した求人は、自社で取り下げるまで無期限で掲載が続きます。長期間掲載することによる追加費用もかかりません。そのため、長期的な採用や通年募集の求人にも対応しやすい点がメリットです。

ただし、古い情報のまま放置すると求職者からの信頼を損なう恐れがあります。定期的に内容を見直したり、必要に応じて更新したりしましょう。

幅広い求職者にアプローチできる

求人ボックスのユーザー層

出典:求人ボックスのメディアガイド

求人ボックスは、求職者が求人情報を閲覧する際に、会員登録が必要ありません。そのため、間口が広く、幅広い層の求職者に情報を届けられる点が強みです。検索エンジン経由で訪れるユーザーも多く、転職希望者だけでなく、主婦層や副業希望者なども対象になります。

媒体自体の使いやすさもあり、特定の求人媒体だけでは出会えなかった潜在層や、転職を考え始めたばかりで「いい求人があれば応募したい」という層にもリーチしやすいのが特徴です。

操作性・検索性に優れている

求人ボックスの検索システム

出典:求人ボックスメディアガイド

求人ボックスの画面構成は、求職者にとって扱いやすいシンプルな設計になっています。

絞り込み検索では、希望条件や勤務地などの条件を組み合わせることで、求職者の希望にあった求人を探しやすいのが特徴です。掲載企業側にとっても、求める人物像にマッチした層からの応募が期待できるため、ミスマッチの防止や効率的な選考につながります

クリック単価を抑えやすい

求人ボックスでは、クリック課金型の有料プランが用意されています。

求人ボックスの掲載イメージ

出典:有料プランの掲載イメージ|求人ボックスメディアガイド

有料プランでは、検索結果の上位に求人情報を表示できるため、より多くの求職者の目に留まり、応募数の増加が見込めます。クリックされなければ費用が発生しない仕組みのため、無駄な広告費を抑えながら効率的な採用活動が可能です。

求人ボックスの料金

出典:料金体系について|求人ボックスメディアガイド

有料プランでは、時間帯別配信や除外キーワード設定などの調整機能を活用すれば、無駄なクリックやミスマッチを防ぎながら効果的なタイミングや検索条件に予算を集中投下できるでしょう。

また、クリック単価は相場よりも低く、他の求人媒体と比べてコストパフォーマンスに優れているといわれています。最終的な応募単価の抑制も期待でき、掲載企業の予算や募集内容に応じて柔軟に設定できます。

例えば、応募が集まりやすい職種は単価を低く抑え、逆に専門職など急募の求人には単価を上げて露出を強化するといった、メリハリのある運用が可能です。

費用対効果を重視する企業にとって使いやすい設計といえるでしょう。

キーワード設定が細かくできる

求人ボックスの有料掲載では、キーワード設定を細かく調整できます。キーワードを戦略的に散りばめることで、求職者の多様なニーズと自社の募集要件を高い精度でマッチングできるでしょう

注力キーワード設定では、キャンペーン単位やキーワード単位でクリック単価を柔軟な設定が可能です。重要な職種や業務内容に関連するキーワードの単価を高く設定することで検索結果での上位表示が狙えます。

また、除外キーワード設定により、関連性の低いキーワードによる表示を避けることが可能です。たとえば、製造業の求人に対して「カフェ」や「カラコン」などの無関係な検索ワードでの表示を防げます。

ターゲットを絞った配信ができる

求人ボックスでは、時間帯や求職者の属性はもちろん、PCやスマートフォンといったデバイスまで、ターゲットを絞った配信が可能です。

時間帯別配信機能により、求職者のアクセスが多い時間帯のデータを把握し、応募が入りやすいタイミングに予算を集中配分することで、費用対効果を高められます。

また、表示フィルター機能(注力/配信対象外ユーザ設定)では、求人ごとに性別や年齢でクリック単価の調整が可能です。例えば、体力仕事で男性の応募を優先したい場合などに効果が見込めるでしょう。

ただし、ターゲットを絞りすぎて採用の間口を狭めすぎないよう、注意して運用する必要があります。

求人ボックスの評判・口コミから見る掲載デメリットと注意点

求人ボックスはコストを抑えて求人を行える一方で、以下のようなデメリット・注意点があります。

  • 求人情報は詳細かつ正確に記載する必要がある
  • 対応領域が幅広く手間がかかる
  • 競合他社となる掲載量が多い
  • 潜在層に向けてリーチするのは難しい

メリットとデメリットの両方を理解したうえで、効果的な求人を行いましょう。

求人情報は詳細かつ正確に記載する必要がある

求人ボックスでは、求人情報の作成や管理は基本的に掲載企業側で行う必要があります

そのため、仕事内容や条件を曖昧に記載したり、情報が古いまま放置してしまったりすると、求職者から「怪しい求人」と見なされ、敬遠されるリスクがあります。

無料で掲載できる気軽さゆえに、情報の質が軽視されやすいですが、他社との差別化や信頼性の確保のためにも、詳細かつ魅力的な求人内容の作り込みが欠かせません。

曖昧な表現は求職者の不信感を招き、応募を遠ざけます。定期的に更新することで、常に正確な情報を届け、応募者とのミスマッチを防止して、採用活動全体の効率化に繋げることが大切です。

対応領域が幅広く手間がかかる

求人ボックスは、求人情報の作成から、応募者への対応、効果測定まで一貫して自社で対応する手間がかかります。無料で利用できるとはいっても、採用運用のノウハウや人的リソースは必要です。特に、応募後の連絡や面接調整の対応は、迅速に行わないと「連絡が来ない」「不親切」といった悪印象につながる恐れがあります。

さらに、複数の求人媒体を併用している場合は、各媒体での原稿管理が必要となり、運用工数が増加するのも懸念点です。求人内容の変更や掲載タイミングの調整を行う際に、媒体ごとに個別対応が必要となるため、管理の手間やミスのリスクも高まりやすいといえるでしょう。

競合他社となる掲載量が多い

求人ボックスは無料で求人掲載ができる媒体であるため、さまざまな企業が求人を掲載しています。その結果、同業種・同職種の求人が多数並ぶことも多く、自社の求人が他社に埋もれてしまうことが少なくありません

特に、勤務地や職種が似通っている場合は、求職者に見つけてもらうことが難しく、単に無料掲載しただけでは応募が集まりにくいでしょう。

求人情報の見せ方を工夫したり、有料掲載を検討したりする対応が必要です。

潜在層に向けてリーチするのは難しい

求人ボックスは、主に「今すぐ転職・就職したい」と考えている顕在層の求職者に利用される傾向があります。

検索エンジン型のサービスであるため、スカウト機能やレコメンド機能を活用できる媒体とは異なり、待ちの採用スタイルが基本となります

自発的に求人を探しているユーザーには届きやすい一方で、「良い案件があれば考えたい」といった潜在層にはアプローチしづらいのが懸念点です。

即戦力の応募がほしい企業には向いていますが、将来の採用候補をストックしたい場合は、他の媒体との併用も視野に入れるとよいでしょう。

求人ボックスは運用代行会社に任せるのも選択肢

求人ボックスは、手軽に始められる反面、求人作成・応募対応・求人内容の改善など、運用には手間がかかります。

社内に採用担当のリソースが足りない、運用ノウハウに不安があるといった場合は、運用代行会社の活用がおすすめです

代行会社では、クリック単価の調整や広告運用の最適化、求人原稿の改善提案といったプロセスをプロの手で行うため、掲載効果の最大化が期待できます。

また、応募対応やデータ集計の一部を任せられるプランもあるため、担当者の負担を軽減できるでしょう。

ただし、運用会社に代行を依頼する場合、別途コストが発生するため、費用対効果のバランスを考慮して検討することが重要です。

まとめ

求人ボックスは、無料で掲載できて幅広い層にアプローチできる手軽さが魅力の求人サービスです。一方、採用につなげるためには、求人内容の管理や応募者への対応といった手間がかかります。

求人効果を最大化するには、情報の正確性や更新体制、競合との違いを意識した求人作成が重要です。運用に不安がある場合は、代行会社の活用という選択肢も視野に入れると良いでしょう。

クロスリンクは、求人ボックスの運用実績6年以上、13万件以上の求人を取り扱い、顧客定着率は97%以上という実績・経験をもとに、業種・職種問わず、各企業に合わせた最適な運用支援をご提供いたします。

運用だけでなく、サイトや原稿について総合的にサポートしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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プルネダ・マイケル

WRITER

プルネダ・マイケル

株式会社クロスリンクのマネージャー。過去、化粧品ブランドでSNS運用とブランドPRを担当後、人材業界に転身。現在はクロスリンクで求人広告事業を統括し、Indeed、求人ボックス、スタンバイなどの求人媒体を活用した採用支援を展開。「まずやってみる」をモットーに、最新のトレンドをいち早く実践し、AIを活用した原稿改善や効果測定にも取り組む。クロスリンクはIndeed認定パートナーであり、現在はSilver+ に位置。求人ボックスではダブルスターの代理店。各媒体の特性を活かした効果的な求人広告運用のノウハウを蓄積、本媒体で情報を発信している。

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