求人ボックスの掲載料金はいくら?無料・有料で異なるプランの違い

澤田 有佑

WRITER澤田 有佑

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求人ボックスは、掲載料金無料で利用できます。有料プランを利用すれば、さらに効率的な求人も可能です。採用状況に応じて柔軟に運用しましょう。

この記事では、求人ボックスの掲載料金や、無料プランと有料プランの違い、有料プランの料金の詳細などについて、詳しく解説します。

求人ボックスは掲載料金がかかる?

求人ボックスは、無料で求人情報を掲載できるサービスを提供しています。一般的な求人情報サービスのように一定期間ごとに料金がかかったり、応募から採用決定までのフェーズごとに成果報酬がかかったりすることはありません。求人から採用まで完全無料で利用できるのが求人ボックスの強みです。

求人掲載応募・選考採用掲載内容の編集
求人ボックス
求人媒体(掲載課金)有料
求人媒体(応募課金)有料
求人媒体(採用課金)有料
人材紹介有料

ただし、求人ボックスでは有料プランも用意されています。契約期間の縛りはなく1日だけの利用から可能で、採用状況に応じて柔軟に選べるようになっています。

求人ボックスの無料プランと有料プランの違い

求人ボックスの有料プラン掲載イメージ

引用:有料オプションとは?|求人ボックス

求人ボックスは基本的に無料でも利用できますが、前述したように有料プランも用意されています。有料プランの課金方式はクリック課金型です。

有料プランを利用するメリットは、無料プランよりも求職者の目に届きやすくなるよう、検索ページの上位に表示させられる点ですこれにより、求職者に対してより効果的なアピールが可能です。

無料掲載では「どの程度露出されるか」「どのようなユーザーに届くか」をコントロールできず、表示も保証されていません。たまたま露出されれば応募が入ることもありますが、十分に表示されず、期待する応募数に至らないこともあるでしょう。

戦略的な人材確保や、確実に成果を得たい場合には、有料掲載による露出コントロールの活用がおすすめです。

以下で具体的にどの程度数値に差が出るのかの事例を、3つ紹介します。

事例①物流系企業(倉庫作業・ピッキング)

ある物流系企業の無料掲載では2件の応募しかありませんでした。しかし、有料掲載に切り替えたところ、応募が5件追加され、合計7件の応募に増加。この事例では、有料掲載によって応募数が3.5倍に増加したことがわかります。

例②製造・物流の派遣会社

ある製造・物流の派遣会社では、無料掲載時には応募が0件でした。しかし、有料掲載へ切り替えたことで、60件もの応募がありました。無料ではほとんど露出できなかった求人情報が、有料化により大きく改善した好例です。

事例③コールセンター求人企業

あるコールセンターでは無料掲載での応募は0件でした。しかし、有料掲載後には14件の応募に増加。こちらも有料化によって応募が生まれた明確な事例です。

求人ボックスの有料プランの掲載料金詳細

求人ボックスの有料プランは「クリック課金型」となっており、そのなかでも「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」という2つのプランから選択できるようになっています。

ここからは、有料プランの料金体系について詳しく見ていきましょう。

課金方式は「クリック課金型」

求人ボックスの有料プランでは、求職者が求人情報をクリックすることで費用が発生する「クリック課金型」を採用しています

検索結果の上位に表示された時点では費用が発生せず、求職者がその求人情報をクリックして初めて費用が発生するため、ムダな費用を抑えられるのが魅力です。

求人ボックスの有料プラン掲載イメージ2

引用:求人ボックス 代理店様向けメディアガイド

クリック単価は自由に設定が可能

クリックされたときに発生する費用(クリック単価)は、25円〜1,000円の範囲内で自由に設定できます例えばクリック単価が25円でクリック数が100件なら、「25円×100件」で2,500円(+消費税)が掲載料金です。

クリック単価を安くすれば掲載料金を削減できますが、競合他社に埋もれやすくなります。また、クリック単価が高いからといって必ず上位に表示できるというわけではありません。

「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」の違い

有料プランには、掲載料金の予算や運用方法の仕方に応じた「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」があります。

■シンプルプラン

「1日あたりの予算」を設定すると、それに応じたクリック単価(25~1,000円)が自動調整されるプラン

求人ボックスでの入札状況や競合の状況、過去の実績などをもとに、予算に早く到達してしまいそうだと判断した場合には自動的にクリック単価が引き下げられ、到達しない場合には引き上げられる仕組み

■アドバンスプラン

「入札方法」「クリック単価」「予算」の3つを設定するプラン

【入札方法(手動運用か自動運用か)】
・手動運用は、25~1,000円の範囲内でクリック単価を手動で管理する方法
・自動運用は、シンプルプランと同じように設定した予算に応じて、25~1,000円の範囲内でクリック単価が自動調整される方法

【クリック単価(クリック単価の上限をいくらにするか)】
・手動運用の場合は、25~1,000円の範囲内でクリック単価を設定・自動運用の場合は、25~1,000円の範囲内でクリック単価の上限を設定

【予算(掲載料金の予算はいくらか)】
・手動運用の場合は、「1日あたり」の予算を設定
・自動運用の場合は、「1日あたり」「1カ月あたり」「期間指定」のいずれかで予算を設定

クリック単価は求人によって大きく変動することがあるため、高い単価での利用が不安な場合はアドバンスプランの手動運用をおすすめします

掲載料金の決済が行われるタイミング

掲載料金の決済が行われるタイミングは、一定額(初回2,000円・以後20,000円)の費用が発生したとき、または月が切り替わるタイミングのいずれかとなっています。

求人ボックス掲載の費用対効果を高めるなら

求人ボックスは完全無料でも利用でき、採用コストを抑えることができます。しかし、無料プランは上位表示されないため、求職者の目に留めてもらうには魅力的な原稿作成が求められます。より求職者の目に留まりやすくしたい場合は、有料プランの利用を検討するのも一案です。

ただし、有料プランを利用し、クリック単価を高く設定したからといって、必ずしも閲覧数や応募数が増えるとは限らない点には注意しましょう。求人情報の上位表示は、求職者が検索したキーワードとのマッチ度や求人の品質などのさまざまな要素で決定されるためです。

求人ボックスでの採用活動の効果をより高めるなら、代理店による運用サポートも検討してみましょう

クロスリンクでは「派遣・人材紹介会社」を専門とした求人広告運用の代行サービスを提供しています。求人ボックスの無料プラン・有料プランのどちらからもアプローチ可能で、応募が入りやすく、採用率の高い原稿作成などをサポートしています。

まとめ

求人ボックスは、求人から採用まで完全無料で利用できます。

また、有料プランを利用すれば、より求職者の目に届きやすくなるよう、検索ページの上位に表示することが可能です。無料掲載では応募が0だった企業が有料掲載に変えただけで、多くの応募があったという事例もあります。

有料プランには、掲載料金の予算や運用方法の仕方に応じた「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」があります。クリック単価は求人によって大きく変動することがあるため、高い単価での利用が不安な場合はアドバンスプランの手動運用がおすすめです。

ただし、有料プランを利用し、クリック単価を高く設定したからといって、必ずしも閲覧数や応募数が増えるとは限りません。より効果的に採用活動を行うなら、代理店による運用サポートもご検討ください。

クロスリンクは、求人ボックスの運用実績6年以上、13万件以上の求人を取り扱い、顧客定着率は97%以上という実績・経験をもとに、業種・職種問わず、各企業に合わせた最適な運用支援をご提供いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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澤田 有佑

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澤田 有佑

株式会社クロスリンクの取締役。過去、システムエンジニア経験を経て、Webマーケティングの会社を設立。年間1億円以上のWeb広告運用を手掛け、様々なジャンルのサイト運営を通じてSEO対策やコンテンツ制作のノウハウを習得。その後、クロスリンクで求人広告の事業を立ち上げ、多様な企業の採用課題解決に伴走。生成AIを活用した業務の質的向上に力を入れている。クロスリンクはIndeed認定パートナーであり、現在はSilver+ に位置。求人ボックスではダブルスターの代理店。各媒体の特性を活かした効果的な求人広告運用のノウハウを蓄積、本媒体で情報を発信している。

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